建替組合の設立を認可 堺市
投稿日:2024年09月18日 作成者:福井英樹 (271 ヒット)
堺市は8月23日、マンション建替え円滑化法に基づき北区の「新金岡C住宅団地」の建替組合設立認可を公告した。認可は同14日。同法に基づく建て替えは下野池第2住宅に続き市内2例目。
事業計画の縦覧図書によれば、同団地は1968年1月17日竣工。4階建て8棟232戸で敷地が東西に分かれている。今年3月24日に団地一括建替え決議をした。
建物・設備の老朽化が進んでおり大規模な修繕費が予想されるほか、耐震診断でIS値が0.6以上だった一部の棟で、「部分的にコンクリート強度が低く耐震診断基準の適用範囲から逸脱しているため必ずしも安全であるとは言えないという診断である」などとして建て替えを選択した。
建て替えは東側の敷地に15階建301戸を再建する。西側の敷地についてはマンション分譲事業用地として処分する。
総事業費は115億188万円。2029年2月に竣工予定。
以上、マンション管理新聞第1280号より