前回比51棟・1万5057戸増 タワーマンションストック戸数 昨年末で39万9638戸 東京カンテイ
東京カンテイは1月31日、全国における20階以上の「タワーマンション」ストック数や供給動向を調査・分析し結果を発表した。昨年12月末時点のストック数は1515棟・39万9638戸。22年末との比較では51棟・1万5057棟増加している。
タワーマンションの都道府県別棟数・戸数を左表(省略)に示した。青森・石川・三重・奈良・鳥取・島根・徳島・大分・宮崎の9県は供給がないため除外している。タワーマンションが存在するのは38都道府県で前回から増減なし。
都道府県別のトップは東京都で479棟・15万6042戸。前回調査から9棟・5078戸増加した。
全体に占める割合は棟数比では31.6%に達する。戸数比では39.0%と、4割近くを占めた。
2位は大阪府で273棟・6万7570戸。前回比で10棟・2005戸の増加。3位は神奈川県で144棟・4万4311戸(前回比3棟・1068戸増)。供給棟数が100を超えているのは、この3都府県のみ。
4位は、棟数では兵庫県(95棟・2万1318戸)だが、戸数は千葉県(86棟・2万5274戸)が上回っている。兵庫県は前回比1棟・346戸増。千葉県は2棟・1146戸増加した。埼玉県が83棟・2万417戸で続いた。
7位の愛知県は67棟で同比4棟増。戸数は1万912戸。
ストック数が1万戸を超えているのは、この7都府県。福岡県は同比4棟・749戸増で50棟9874戸。次回には1万戸を超えそうだ。
宮城県は同比3棟増でストック戸数が8000戸を超えた。
3大都市圏を比較すると、首都圏が792棟・24万6044戸で棟数比では全体の53.3%。戸数比では61.6%と6割以上を占めた。前回から16棟・7946戸の増。近畿は389棟・9万3521戸、中部は98棟・1万6043戸。
以上、マンション管理新聞第1260号より