タワマン、昨年末まで 37万5152戸 東京カンテイ調べ 鹿児島で新たに1棟
東京カンテイは1月31日、全国における20階以上の「タワーマンション」ストック数や供給動向を調査・分析し結果を発表した。昨年12月末時点のストック数は1427棟・37万5152戸。20年末との比較では38棟・1万592戸増加している。
青森・石川・三重・奈良・鳥取・島根・徳島・大分・宮崎の9県は供給がない。今回新たに鹿児島県でタワーマンションが出現した。
都道府県別のトップは東京都で458棟・14万6300戸。前回調査から10棟・3730戸増加した。
全体に占める割合は棟数比では32.1%に達する。戸数比では39.0%と、4割近くを占めた。
2位は大阪府で255棟・6万3951戸。前回比で8棟・3028戸の増加。3位は神奈川県で139棟・4万2672戸(前回比2棟・580戸増)供給棟数が100を超えているのは、この3都道府県のみ。
4位は、棟数では兵庫県(94棟2万972戸)だが、戸数は千葉県(83棟・2万3897戸)が上回っている。兵庫は前回から増減なし。
千葉は2棟・555戸増加した。埼玉県が80棟・1万9608戸で続いた。
7位の愛知県は62棟の供給があるが、戸数は9643戸と1万戸に届いていない。
3大都市圏を比較すると、首都圏が760棟・23万2477戸で棟数比では全体の53.3%、戸数比では62.0%と6割以上を占めた。近畿は369棟・8万9324戸だった。
以上、マンション管理新聞第1197号より。