被災時に必要なのは、バールとハンマー 防災力向上セミナー マン管新聞第948号

投稿日:2014年09月06日 作成者:福井英樹 (2711 ヒット)

大京グループは2014年8月25日、東京・千駄ヶ谷の大京アステージでプレスセミナー「マンションの防災力を高めよう!」を開いた。東日本大震災の際、大京アステージ東北支店長だった金喜彦大京グループお客様相談センター シニアーマネージャーが体験を踏まえ災害対策を説明。
管理組合に「絶対に必要」と強調したのは、大きなバールとハンマー。建物に力が加わり、玄関ドアが開かなくなる住戸は「平均3割程度あり、要救助の人も外に出られない」と指摘。閉らない玄関ドアの防犯用に、鎖と南京錠も必要と述べた。
各種備蓄品等も理事長等の不在で鍵がなく倉庫や事務所のドアを開けられない場合もあり、「暗証番号式のキーボックスの設置も大事」と話した。
震災で工事発注の決議が遅いと工事費の高騰に直面する為「合意形成が早いのはコミュニティーのあるマンション。今仙台では防災訓練に8割の住民が参加している」と共助の重要性を説いた。


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