管理計画認定制度 4月1日付でスタート 羽曳野市 独自基準は設けず
投稿日:2023年05月22日 作成者:福井英樹 (447 ヒット)
大阪府羽曳野市が4月1日付でマンション管理適正化推進計画を策定し公表した。市建築住宅課によれば、管理計画認定制度も同日付で開始した。推進計画策定に際し意見募集は実施していない。
同課によれば、認定制度は国と同様で市の独自基準はなし。「管理計画認定手続支援サービス」による事前確認適合証の提出が必須。市への認定申請手数料は手数料条例を改正していないが、同課では「その他事務に関する手数料の300円を当てはめる」としており、300円かかる。ただ「6月の市議会で条例改正して新たに設定するかもしれない」(同課)。
市ホームページでの認定マンションの公表は未定。
助言・指導等の判断基準や管理適正化指針も国と同様とする。
意見募集や府に倣い独自基準などを設定しなかった理由について同課は「もともと計画を作る予定はなかったが、3月中旬に府から策定するよう指示があり時間がなかった」と説明している。
管理状況の把握は管理組合へのアンケート調査等を検討する。
調査結果などを踏まえ施策や必要に応じて独自基準も検討する。
計画期間は2023年4月~28年3月。
同課によれば、市内マンションは今年3月16日時点で22棟。
以上、マンション管理新聞第1236号より