タワーマンションストック数 昨年末で38万4581戸 前回比37棟・3429戸増 東京カンテイ
東京カンテイは1月31日、全国における20階以上の「タワーマンション」ストック数や供給動向を調査・分析し結果を発表した。昨年12月末時点のストック数は1464棟・38万4581戸。21年末との比較では37棟・9429戸増加している。
タワーマンションの都道府県別棟数・戸数を左表（省略）に示した。青森・石川・三重・奈良・鳥取・島根・徳島・大分・宮崎・の9県は供給がないため除外している。タワーマンションが存在するのは38都道府県で前回から増減なし。
都道府県のトップは東京都で470棟・15万964戸。前回調査から12棟・4664戸増加した。
全体に占める割合は棟数比では32.1％に達する。戸数比では39.3％と、4割近くを占めた。
2位は大阪府で263棟・6万5565戸。前回比で8棟・1614戸の増加。3位は神奈川県で141棟・4万3243戸（前回比2棟・571戸増）、供給棟数が100を超えているのは、この3都府県のみ。
4位は、棟数では兵庫県（94棟・2万972戸）だが、戸数は千葉県（84棟・2万4128戸）が上回っている。兵庫は前回から増減なし。千葉は1棟・231戸増加した。埼玉県が81棟・1万9763戸で続いた。
7位の愛知県は63棟で同比1棟増。戸数は1万3戸に達し、1万戸を超えた。
ストック数が1万戸を超えているのは、この7都府県。福岡県は同比2棟・391戸増で9125戸。広島県は同比2棟増でストック戸数が5000戸を超えた。北海道も今回5000戸を突破している。
3大都市圏を比較すると、首都圏が776棟・23万8098戸で棟数比では全体の53.0％、戸数比では61.9％と6割以上を占めた。前回から16棟・5621戸の増。近畿は377棟・9万938戸、中部は93棟・1万4799戸。
以上、マンション管理新聞第1227号より
