マンション管理組合運営の総合コンサルタント

団体トップ　年頭の挨拶　一般社団法人日本マンション管理士会連合会　会長　親泊哲　マンション管理新聞第1092号より　

一般社団法人日本マンション管理士会連合会　会長　親泊哲

「『ADR』認証を取得　より一層の管理士活用へ　取り組み課題増えると認識」
　
　新年明けましておめでとうございます。
　昨年の当連合会は、法人化から10年目に当たる、節目の年でした。
　この10年間、国土交通省補助事業の実施、マンション管理士賠償責任保険制度の創設、会員会組織の整備・再編、共用部分等の火災保険の保険料評価基準となる「マンション管理適正化診断サービス」の創設、外部専門家を安心して活用していただくための「管理組合損害補償金給付制度」の創設など、駆け足でいくつもの事業を展開し、成果を上げてまいりました。
　特に昨年8月24日には「裁判外紛争解決手続きの促進に関する法律」（ADR法）に定められている民間紛争解決手続きの業務の実施について、法務大臣の認証を取得し、「マンション紛争解決センター」を設立しました。そして、この新たな事業の周知について、行政・友好団体の皆様にひとかたならぬご協力を賜りました。
ここまで歩むことができましたのは、ひとえにご関係の皆さまのお力添えのたまものであり、紙上より改めて御礼申し上げます。
　引き続き、管理組合に安心してマンション管理士を活用していただき、また地方公共団体に安心して会員会を施策の推進協力団体として活用していただくために、私どもが考え取り組みべき課題は増える一方と認識し、11年目以降の活動にまい進してまいります。
　ご関係の皆様には、本年も変わらぬご指導・ご鞭撻を賜りますようにお願い申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。