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大阪瓦斯コミュニティライフ元フロントを逮捕　　　大阪府警

大阪府警は去る6月6日、管理組合の口座から約570万円をだまし取ったとして、大阪瓦斯コミュニティライフの元社員・田村方人（まさと）容疑者を詐欺と有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕した。2012年3月下旬から5月下旬のかけ、架空の修繕費等の名目で払い戻し請求書を偽造し、大阪市内の銀行窓口で、3回にわたり合計約570万円を搾取した疑い。5月31日、被害にあった１組合と管理会社が刑事告発した。捜査２課は「実質の被害者は組合だが一番確実な所で当該銀行が被害者の詐欺として逮捕した」と話す。刑事告発について、同社は「社会的責任としての本人の刑事責任を問うという姿勢で検討し、業界にとっての再発防止も考えた結果、告発に至った」。管理組合への弁済は、今年３月に同社が９０％以上返金。管理組合の手続き待ちになっている一部についても７月までに弁済する。