マンション維持修繕技術者試験 過去最多の2042人が受験 高管協
投稿日:2013年03月09日 作成者:福井英樹 (2219 ヒット)
前回の「ニュース」でお知らせしていたようにマンション維持修繕技術者の受験者が3年前と比較して3倍以上に増え、年々うなぎのぼりに増加しているとのこと。過去最多の2042人が受験し、559人が合格。合格率は27.4%。昨年も28%程度。合格ラインは125点満点中87点以上で、69.6%以上が合格者となった。当該試験は合計3時間20分に及び、多岐択一試験が2時間、記述式が1時間20分。多岐択一試験では、誤解を恐れずいうと、結構鉛筆を転がして合格ということも極少数ながらありえますが、当該試験は若干、ラッキーさは排除されているかと存じます。
前々から、小職は当該試験は国家試験となるのではないかと予測しています。マンション管理士が不得手とするマンションの維持修繕のハード面に特化したもので、高層住宅管理業協会(4月から「マンション管理業協会」)が認定するものだからです。同協会の山根理事長は、「区分所有管理士試験」はマンション管理士試験と内容が重複するので、廃止しましたが、当該試験については、国交省に猛アピールしている模様。