3800万円横領容疑で元理事長逮捕 マン管新聞第892号
投稿日:2012年12月11日 作成者:福井英樹 (2466 ヒット)
神奈川県伊勢佐木署は11月21日、横浜市中央区のマンションの修繕積立金等約3800万円を着服したとして、管理組合元理事長の古山和好容疑者(78)を業務上横領の疑いで逮捕したと発表。同署によると、2006年4月ごろから07年9月ごろまで、約70回に亘り組合口座から配管修理費等の名目で計約3800万円を引き出した疑い。同容疑者は容疑を否認しているという。07年8月管理を委託された業者が多額の預金引き出しを発見し、管理組合が08年7月刑事告訴したとされる。同署は「容疑者は公認会計士を自称し、立候補して理事長に就任した]と話す。玄関に「古山会計監査事務所」という看板を掲げ、居住していた。登記を見ると1983年から所有し、その後横浜市等から差し押さえを受け、09年競売で売却されている。在任中や退任後、容疑者はフィリピン等を行き来していたようだ。